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  1. 照明の使い分け

家づくりの知識 2019年11月4日

照明の使い分け

照明の使い分け

こんにちは、福建ホームです。

お客様のマイホームづくりをお手伝いするにあたっては、
様々な業者さんにも協力を頂いています。

先日『コイズミ照明』さんと打ち合わせがあり、
照明の提案を受ける中で美しい色彩についてのお話を聞くことが出来ました。

人には、快適に感じる光の「色」と「明るさ」の組み合わせがある

光には色温度といって光の色を表す指標があります。ケルビン(K)という単位を用いて表されます。
例えば、ロウソクのような赤みがかった光は2,000K、昼の太陽光は5,500~7,500K、晴天の青空は10,000Kとなります。
低い色温度では、落ち着いた光となり人の心を穏やかにしてくれます。
高い色温度では、明るく活動的な光でさわやかさを感じることが出来ます。
このような、光の色を明るさが人の心理に与える影響のことを、『クルーゾフ』効果というそうです。

上記のことから、リビングなど家族が集まる場所は
朝:5,000K:1日の始まりを爽やかにする、活動的なあかり。
日中:3,500K:集まる人の顔を明るくする、華やかなあかり。
夕方、夜:2,700K:室内に落ち着きを生む、あたたかみのあるあかり。
夜間:2,700K(50%):明るさを抑えて深みを増した、雰囲気のあるあかり。
をご提案いたします。

また、インテリアに対しても寒色系のものには白い光、暖色系のものにはあたたかい光というように、
同系色のあかりを使えば色が映えて見えてきます。
また、どちらの光も兼ね備えた中間色の光の色(3,500K)を選べば、
全ての色の見栄えを損なうことなく美しくみせることが可能です。

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