1. 制震ダンパーMIRAIE
MIRAIE 今までのイエか。ミライエのイエか。

MIRAIEが揺れを吸収する3つの仕組み

MIRAIEは家に伝わる地震エネルギーを効率よく吸収。本震だけでなく、
余震にも繰り返し効果を発揮するので、家をしっかり守りつづけます。

  • 運動エネルギーを熱エネルギーに変換

    一般のゴムボールと高減衰ゴムボールを地面に落とすと、一般のゴムボールが跳ね上がるのに対し、高減衰ゴムボールはほとんど弾みません。
    これは、高減衰ゴムボールが運動エネルギーを瞬時に熱エネルギーに変えて、吸収・発散するためです。

  • 高いエネルギー吸収性能

    高減衰ゴムは「伸び縮みしながら繰り返し使用できる」というゴムが持つ最大の特徴を活かしながら、高いエネルギー吸収性能を発揮します。

  • 高い耐久性と強固な接着力

    鉄板と高減衰ゴムの接合に「加硫接着※」を採用。化学反応によって強固な接着を実現します。また、加熱による促進劣化試験では、90年経過しても性能がほとんど変わらず効果を発揮することを確認しています。

    ※熱と圧力をかけて接合部分を化学的に強固に接着する技術
BOTTOM ARROW

エネルギー吸収剤(高減衰ゴム)で
揺れを吸収・軽減し
大切な住まいを地震から守ります

※MIRAIEに注ぎ込まれた、住友ゴム独自の制震技術GRAST[グラスト]は、制震テクノロジーを飛躍的に進化させた、最先端の「高減衰ゴム」。
現在、高層ビルや橋梁、業務用IT機器の制振装置など、幅広い分野で実用化されています。

繰り返し来る余韻にこそ、
力を発揮します!

実は、大地震で怖いのは余震なのです。

2000年に施行された新しい耐震基準の住宅は震度6強クラスの大きな地震でも、1回は倒壊しないよう設計されています。しかし、この耐震基準は本震から住宅を守ることを想定しており、その後の余震までは考慮されていません。もし本震で住宅の構造躯体がダメージを受けていれば、それに続く余震の規模や回数によっては倒壊する可能性も高まります。また、屋根、外壁、窓ガラス、内装などの被害状況によっては生活できなくなることも考えられます。 MIRAIEはどの程度耐えられるのか

実験内容

熊本地震再現実験
(益城町)〔本震(相当波)〕
熊本地震再現実験(益城町)〔本震(相当波)〕

【実験概要】

実験名: 木造住宅2F建てモデルによる振動台実験
建物: 木造軸組工法1F部分(制振ダンパー有・無)
建物形状: 5.46m×3.64m
実施年月: 2017年1月
揺れ幅を最大95%下げました。
pic_02

耐震等級3相当の木造建築物に対して、熊本地方で大きな被害を出した熊本地震の前震級と本震級の地震波を入力。 さらに震度7の本震級の地震波を繰り返し入力し、MIRAIE装着とMIRAIE非装着で建物の上層と下層の揺れ幅(層間変位)を測定。 この結果、地震の揺れ幅を最大95%低減できることが実証されました。

BOTTOM ARROW

建造物は地震で負荷がかかるたびにダメージが蓄積します。
しかし、MIRAIEは地震のたびに最大95%の揺れを吸収・低減。
家の損傷を抑え、住まいの資産価値を守ります。

MIRAIE配置イメージ

1階に数か所設置するだけで制振効果が得られます。

1階に数か所設置するだけで制振効果が得られます。

X方向、Y方向にダンパーが作用するよう設置。1階だけの設置で十分な制振効果が得られます。
また、間取りを考慮しながら側端部配置と中央部配置という2種類の配置位置から選べます。

柱だけでなく、基礎から結合されたミライエは、家の損傷を抑え、補修費の軽減にもつながります。

トップページに戻る